〜クワガタムシの捕まえ方〜 |
|
★木の中に隠れているクワガタムシを採る |
クワガタムシは夜行性(夜活動する)のものが多いので、昼間に雑木林に行っても、木の中に隠れていることが多いものです。 針金やかきだし棒、ピンセットなどを使って、クワガタムシを木の中から取り出しましょう。 ただしクワガタムシが穴の中にいる場合でも、樹皮(じゅひ)をはがしたり、木をけずったりすることは絶対にしないで下さい。 木の穴はクワガタムシたちの大切な“かくれ場所”です。樹皮をはいでしまうと、その木にクワガタムシが二度と来なくなることもあります。 (木の中に隠れていることが多いクワガタムシ) オオクワガタ・コクワガタ・ヒラタクワガタ・スジクワガタなど |
★木の上にいるクワガタムシを揺すって落とす |
クワガタムシの中には、昼間は木の高いところの樹液を吸っていたり、幹や葉に止まって休んでいるものもいます。 クワガタの姿が見えない木でも、樹液が出ていてあまり太くない木があったら揺らしてみましょう。 運が良ければクワガタムシが木の上から落ちてきます。 地面に落ちたクワガタムシは、死んだふりをしたり、すばやく落ち葉の下にもぐってしまったりして見つけにくいので、傘やレジャーシートなどを広げて上手にキャッチしよう。 (木を揺すった時によく落ちてくるクワガタムシ) ノコギリクワガタ・ミヤマクワガタなど |
★トラップを仕掛けてクワガタムシをおびき寄せる |
果実トラップと呼ばれ、南西諸島などの離島(りとう)でよく行われている採集方法です。 いらなくなったストッキングの中にバナナを入れ、よくつぶしたあと、焼酎(しょうちゅう)をかけ、それをビニール袋に入れて発酵させます。 完成したらクヌギやコナラなどクワガタの集まりそうな木にトラップをくくりつけます(仕掛けた木の場所をしっかり覚えておきましょう)。 日中に仕掛けて夜トラップを見回ります。 ※採集が終わったらトラップは必ず持ち帰るようにしましょう。 (トラップに集まるクワガタムシ) ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタをはじめとする多くのクワガタムシ |
★木の根元を掘ってみる |
クワガタムシは夜行性(夜活動する)のものが多く、条件の良い木であっても姿を見つけられないことがよくあります。 樹液が出ていてクワガタムシがいそうな木を見つけたら、スコップや木の枝を使って木の根もとの腐葉土(ふようど)をどかしてみましょう。 意外にも効果のある採集方法で、クワガタムシやカブトムシを採集することが出来ます。 どかした腐葉土は採集が終わったら木の根元に戻しておきましょう。次に来た時にまた同じ場所に隠れているかもしれません。 (木の根元によく隠れているクワガタムシ) コクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタなど |
|||||
|
|
|
※本コーナーの素材につきましては、著作権者から使用の承諾を得ています。 |
|
オオクワ求めて三千里−オオクワガタHP−トップへ |