九州クワガタ採集記!


21年5月10日 〜宮崎県の樹液を調べに〜
 このGWにオオクワ採集の達人の方々が宮崎に採集に行かれたのですが、「まだ樹液が出ておらず、ムシの気配があまり感じられなかった」という話を聞きました。
 例年ならもう樹液が出ているはずなので、状況を確かめるべく宮崎まで足を伸ばしてみることにしました。

 まず向かったのは、宮崎県西部の楡の大木があるポイントです(画像1)。
 ここは地元の採集者は来ているようですが、あまり場荒れはしていません。川沿いに楡の大木が沢山あり、毎年夏には樹液が出ているのですが、虫が寄るのはそのうちの数本のみです。
 今年の状況はどうかと見てみると、どうやら樹液は出ているようです(画像2)。しかしこの木は虫の付かない木なので、本命の木に行ってみることにしました。
 本命の木は、この時期でも毎年樹皮めくれにヒラタが何頭も入っているのですが、今年は樹液が全く出ておらず、虫たちの姿はありませんでした。
(画像1)川沿いに楡の大木があります
(画像2)樹液は出ているようですが…
 このポイントを諦め、約10キロほど離れたマイポイントに向かいます。
 付近はオオクワガタの採集実績もありますが、私自身は確認していません。このポイントに来た時にはいつも寄るクヌギの木を見てみました。
 太さはそこそこなのですが、良い洞があり、毎年大型のヒラタクワガタが採れる木です。
 ところがポイントの後ろが工事で開けてしまい、すっかり雰囲気が悪くなっていました(画像3)。
 当然のことながらクワガタの姿を見ることは出来ず、早々にこのポイントを後にしました。
(画像3)もうこの木も終わりかもしれません
 最後に訪れたのは、宮崎では私が最も気に入っているポイントの一つです。
 感じの良いクヌギがあり、5月初旬でも洞には必ずヒラタやコクワが入っています(画像4)。
 ところは今年は全くダメでした。木の上部に僅かに樹液が滲んでいましたが、いつも樹液が出ている洞からは全く樹液が出ていませんでした。
 南国宮崎も本格的なシーズンインはもう少し先になりそうです。
(画像4)
(本日の成果)なし

オオクワ求めて三千里−オオクワガタHP−トップへ