2頭目のオオクワ採集

 その後タカ(HP:勝手にクワガタの作者)、matsuda(HP:STAG BEETLESの作者)両氏と知り合い、夏・冬に何度となく一緒に韮崎に足を運んだが、さっぱり採れない状態が続いた。
 樹液採集でも成果が出ず、また朽ち木採集においては環境・景観を破壊する恐れがあるため、条件の良い木であっても、
「少しでも生きている木は削らない」「目立つところにある木は削らない」「やたらめったらに削らない」という事だけは最低限のマナーとして守ったため、2匹目をゲットするのに大変な労力を要したのである。
 ようやく一年後の平成9年12月28日、人がめったに来ない山奥で♂の成虫をゲットすることが出来た。採集した木はmatsuda氏が過去2年間にわたって幼虫を採集してきた桜の立枯れであり、同時に♀と思われる頭幅8oの幼虫をゲットしたが、こちらは期待に反してコクワとして羽化した。
 今回の採集はmatsuda氏に採らせてもらったようなものなのだが、これを機にますます採集にはまっていくことになった。



3年間に渡りオオクワが採集できた桜の立枯れ

採集したオオクワ新成虫43ミリ



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