3・4頭目のオオクワ採集

 広島への異動が決定していた平成10年3月、タカ、matsuda氏と山梨へ採集に出かけた。
 両氏が送別採集として、時間を割いてくれたのである。
 今回も山奥にまで足を踏み入れ、林道脇の日当たりの良い斜面の切り株から、初齢と2齢のオオクワガタ幼虫2頭をゲットした。

 この2頭のうち1頭は平成10年7月に♂で羽化し、もう1頭はその翌年に♀で羽化した。
 採卵を試みるためにペアリングをし、交尾も確認していたため期待をしていたのだが、残念ながら密閉された室内で暑さのために死んでしまった。
 関東地方での採集には、これでしばらく行けないと思っていたが、そうではなかった。
 その後も年に1〜2回は両氏と山梨・福島に出かけることになろうとは夢にも思わなかった。

 「ここまではまってしまうとは…」まさに自分でも呆れるほどである。


白枯れしたクヌギで採集した♀(採集時初齢) 交尾するペア(メスはこの直後死亡した)



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