GW宮崎採集行(14年5/4〜5/6)

   久々の3連休(世間は4連休だが)ということもあり、家族共々宮崎へ出かけた。
 家族がいるため行動は制約されたが、時間を見つけて採集に出かけた。
 この時期の宮崎での採集は初めてであり、「樹液の出はどうなのか」「いま採集できるクワガタは?」などなど期待に胸を膨らませての採集であった。
 まずは宮崎市内のマイポイントへ。ここは私のHPのトップページに出ているクヌギがある場所で、過去に付近でオオクワガタが採集されている有望ポイントである。
 ここにあるクヌギは太さ、樹液の出方、洞の状況など、宮崎市内にあるポイントとしては最高ランクと思われる木で、“いつかはオオクワを捕まえられるのでは”と期待しているご神木である。
 早速近づいて木を見回したところ、すぐにヒラタの姿が目に入った。あわてて手づかみにて採集。42_の小型の♂であった。樹液の出が悪く、どうかと思いながら他を探すとコクワが洞に隠れていた。
 さらに近くのクヌギで、片方のアゴが根元から折れたヒラタを見つけた。3頭いずれも越冬個体のようで、背中には無数の傷があった。ここで本日の採集は終了。

 翌日は市街地から約50`離れたポイントへ向かった。昨年の末に夏場の採集のための下見に来て見つけたポイントで、感じのよいニレの巨木が川沿いに生えているポイントである。
 ここはあまり人の入っている気配がなく、一本の木からはすでにかなりの量の樹液がしみ出していた。
宮崎市内のクヌギの大木

ヒラタ2♂、コクワ1♂を採集(5/4) 1頭目のヒラタを採集した洞      樹液を出すニレの大木
 
 樹皮との隙間があり、木から剥がれ落ちないようにそっと覗くと、小型のヒラタとコクワが潜んでいた。
 慎重に取り出したが、ヒラタは♂であるにもかかわらず、何と25_。付近でさらにコクワが1頭採集できた。
 この時期の樹液の出としてはまずまずで、夏場の採集に期待が持てるポイントであった。 結局力の入った採集はここまでで、帰り際に青井岳近辺のポイントをざっと見て、今回のGWの採集は終了した。
 宮崎でのオオクワ採集は簡単ではないが、近いうちに花が咲くと良いのだが…


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