南九州某所で大量のカブトムシを発見!
(22年7月19日)


 昨年ヒメオオクワガタの採集を目的として南九州のブナ帯に出かけたが、途中偶然立ち寄った場所で大量のカブトムシの死骸(バラバラになったもの)を発見。
 誰かが意図的に死骸を捨てたのではないかと感じたが、生きている個体も見受けられたため、この状況を再度確認すべく、カブトムシが発生するこの時期に再度同地を訪れてみた。
 ここは標高が約1000メートルあり、カブトムシの数はそう多くはないはずの場所である。
 林道脇の工事現場跡地のように開けているのだが、カブトムシの幼虫が育つような腐葉土や朽木は見当たらない。


 にもかかわらず今年もカブトムシの姿はあった。
 一頭の♂のカブトムシが私の目の前を飛んでいく。
 あっと思ってあたりを見回すと、そこかしこにカブトムシが飛行する姿があった。草の葉っぱに降りついたカブトムシをまずは撮影。

いったん草に降り立ったが、再び飛ぼうとするところを1枚。この後すぐに飛んで行った。

 やはりこれは何か変だということで、あたりをくまなく探しまわったところ、何気なく見た背丈の低い気にカブトムシが大量にとまっていることに気づいた。
 一頭や二頭ではない。まさに枝じゅうカブトムシだらけといった感じで、一本の木に100以上はついているだろう。同様の木がそこかしこにあり、カブトムシの数は3ケタではきかないだろうと推定された。

低木にぶら下がる大量のカブトムシ。何故かほとんどが♂。

別の木にも大量のカブトムシが…


こんな木がそこらじゅうにあり、その全てに大量のカブトムシがついていた。


 どこでこれほど大量のカブトムシが発生しているのかは分からなかったが、大発生地であることは間違いなさそうだ。
 本来は里山に多いカブトムシが何故これほど大量発生しているのかは興味深いところである。
 ちなみにカブトムシがとまっていた低木は樹液を出す木ではなく、これだけ大量のカブトムシを養う餌場がこの付近にあるかどうかも疑問である。
 しかし交尾をしているペアも何頭かいたため、幼虫の育つ環境がある限り来年以降も大量発生は繰り返されるのであろう。
 機会があればまたこの地を訪れて、何故このような状況になるのかを調べてみたいと思う。

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