三千里「プチ採集記」
| ●2004年1月1日(宮崎県) | オー氏の割り出したヒラタの3齢幼虫 |
| 「今年も正月休みは妻の実家の宮崎で採集を」と考えていたが、年末にオー氏から連絡があり、何と一緒に宮崎を回っていただけることになった。 オー氏とは今回で3回目の採集になるが、氏はクワガタ誌に記事が掲載される等、採集レベルの極めて高い凄腕の採集人である。 自分とは違った広い視点でフィールドを回ることの出来るオー氏との採集が実現の運びとなり、楽しみに当日を待つことにした。 当日は高速のICに朝8時に集合し、いざ出発。 今回は過去に実績のあるポイントを中心に回るが、なかなか良い材が見つからない。 |
| 数箇所目のポイントで、ようやく感じの良い倒木や切り株を見つけることが出来た。 ここは畑の脇にクヌギがまとまって生えており、雰囲気は出ている。 オー氏の目は鋭い。程よく朽ちた倒木を素早く発見し削っていくと、いきなりゴロンと大型の幼虫が姿を現した。「あ!もしや!!」期待に胸が膨らんだが残念ながらヒラタであった。 その後照葉樹林帯、里山と一回りし、ヒラタを少し割り出したところで本日の採集は終了した。 本命には出会えなかったが、里山のアプローチについてオー氏より多くのアドバイスをいただくことが出来、有意義な一日であった。(2日目に続く) |
| ●2004年1月2日(宮崎県) | 夏の樹液採集に期待の持てそうなクヌギ |
| 昨日の感じから、里山の倒木や切り株を探してみようということで、これまでに行ったことの無いポイントを中心に回ってみることにした。 前日回ったポイント近くで、ニクウスバの付いたクヌギの切り株を見つけたが、どうやらまだ早いようだ。 引き続き車を走らせると、宮崎では珍しいクヌギの大木を何本か見つけることが出来たが、なかなか良い材が見つからない。 オー氏は本日中に大阪まで移動することになっており、ほとんど成果の無いまま、夕方4時過ぎにこの日の採集はお開きとなった。 折角宮崎に来ていただいたにもかかわらず、オー氏をまともなポイントに案内できず、大変申し訳ない結果に終わってしまった。 |
| 次回宮崎でご一緒いただける機会があるかどうかは分からないが、その時に備えて新規開拓をしておかねばと反省した。 この2日間の採集で、数多くの貴重なアドバイスをいただいたオー氏に、心から感謝申し上げたい。 |
| ●2004年1月11日(宮崎県) | 程よく朽ちたエノキの太い切り株 |
| 子供が「どうしてもまた宮崎に行きたい」とせがんだため、これ幸いとばかりに出かけることにした。 先日の採集でオー氏から色々なことを教えていただいたのだが、今回はその視点でポイントを眺めるよう心がけてみた。 これまでやり過ごしていた風景も、ゆっくりと車を走らせて観察すると、違った景色が見えて来る。 一時間ほど車を走らせたところで、林道の斜面にエノキの切り株を発見した。 高さにして約1m、根元近くには樹皮が残っており、一目して良材であることを予感させた。 |
| 一通り辺りを見回った後、やはりこの木しか無さそうだと言うことで、鉈を入れてみる。 うまく朽ちており、食痕が無数に走っている。私がこれまで宮崎で見た中では最高の材だ。 しかし、出てくるのはヒラタ・コ・カブトのみで、オオクワは出てこない。「折角の良材をあまり派手に削るのも…」と思い、ある程度削ったところで次のポイントへ移動した。 その後は全く材を見つけられないまま本日の採集を終了したが、削り残した材がやはり気になる。 果たしてあの材の残りにはオオクワは入っていたのだろうか? |
| ●2004年2月11日(福岡県) | 福岡市内某所のクヌギ |
| そろそろ夏の下見をスタートさせたいと思っているのだが、土日も仕事や家族サービスでなかなか出かけることが出来ない。 今日は子供のピアノの発表会があり、福岡市内某所まで出かけたが、その際駐車場脇に比較的太いクヌギを発見した。 近づいて観察してみると、樹液痕が残っていたが、クワガタが隠れるような洞や樹皮めくれは無かった。 最近は福岡市内でもオオクワガタが採集されており、住宅街であっても侮れない。 夏場に回れるポイントを一つでも多く確保するため、これから精力的に下見をして行こうと思う。 |
| ●2004年2月15日(佐賀県) | 神社付近の照葉樹林 |
| 折角の日曜日に家にじっとしているのもどうかと思い、疲れた体を引きずって、佐賀県の小城方面に出かけてきた。 今日の目的はクワガタではなく、小城名物である羊羹の資料館を訪問することだ。 現地に着き資料館を見学した後に1階に下りると、無料の試食をさせてくれた。抹茶とセットでまさに至れり尽くせりという感じだ。 何も買わずに帰るのは心苦しくなり、結局約3,000円分も買い物をしてしまった。考えてみると見事に術中にはまった感じだ。 帰り際に辺りを眺めると、山の上に立派な神社が聳え立っているのが見えた。 |
| 急な階段を150段も上り神社に到着したが、周りは鬱蒼とした照葉樹林で囲まれていた。 この夏は照葉樹林帯での灯火採集にチャレンジするつもりだが、幾つかポイントをストックするためにも、この時期の下見は欠かせないと感じた。 |
| ●2004年4月3日(宮崎県) | マイポイント付近にあるサクラの木 |
| ここ数ヶ月まともに採集をしておらず、かなりストレスが溜まっていたこともあり、思い切って宮崎まで足を延ばしてみることにした。 この土曜日も休日出勤を強いられていたが、夕方早めに仕事を切り上げ、そのまま一路宮崎に向かった。 広島時代によくやった“スーツ採集”の復活だ。 少し早いかと思ったのだが、樹液ポイントを回ってみた。 いつものポイントに到着し、洞を覗いて見るが、流石にまだ早かったようでクワガタの気配は無い。樹液も出ていないようだ。 最後に一押しのポイントを見るため移動をしたが、駐車場に着くなり人が溢れ返っていた。 |
| あたりにはサクラが沢山生えており、花見に来た人たちがそこかしこに陣取っていたのだ。当然のことながらクヌギの洞を覗ける様な雰囲気は無い。「折角来たのに…」という思いを残しつつ、帰路に着いた。 |
| ●2004年5月2日(宮崎県) | 今期樹液第1号の3匹のコクワ |
| 毎年GWは妻の実家の宮崎に帰省しているが、ここが自分にとっての樹液採集のスタートになっている。 宮崎県内ではこの時期でも行けばヒラタやコクワが既に活動しており、それなりに採集を楽しむことが出来る。 いつも行くポイントを覗いてみたが、樹液が少し滲み始めていた。 ここには無数の洞がある感じの良いクヌギが2本あり、幾つか洞を覗いてみるとクワガタが中に潜んでいた。 どうやらコクワガタのようだ。慎重に取り出すと、やはりコクワガタであった。今年の樹液採集第1号である。 結局この木からは3頭のコクワガタを採集することが出来た。 |
| そろそろ樹液シーズンに突入といった感じだ。毎年言い続けているのだが、「今年こそ宮崎県の樹液でオオクワをゲットしたい!」そう心で呟きながら第1回の樹液採集を終了した。 |
| ●2004年5月5日(宮崎県) | 夏にはヒラタが入るクヌギの洞 |
| 折角宮崎に来たものの、毎日天気が悪く思うように採集に行くことが出来ないままGW最終日を迎えた。 このままでは来た甲斐が無いので、家族の許しを得てポイントを回って帰ることにした。 車を走らせること約1時間でいつものポイントに到着した。 近辺には見回る木が何本かあるのだが、1箇所目は虫の気配が無く、いつもヒラタが潜んでいる洞にもクワガタの姿は無かった。 次に、行くと必ず大型のヒラタが入っているニレの木を回ってみたが、樹液は微かに出ていたものの、洞が完全に木屑や泥で埋まっており、何も見つけることは出来なかった。 |
| 最後にあまり期待をせずに畑の脇にある比較的細いクヌギを見て回った。 1本のクヌギに感じの良い洞があり、夏にはヒラタが入っているのだが、ここも虫の気配が無く、結局この日は何も採る事が出来なかった。 今回は気温も高く、期待をして宮崎での採集に臨んだのだが、いつも通りの結果に終わってしまった。 |
| ●2004年5月30日(熊本県) | 熊本県某所の畑の脇で見つけた切り株 |
| 子供にメダカ取りをせがまれ、熊本まで足を延ばしてみた。 昨年田んぼの脇の小川で大量のメダカを目撃しているので、まず間違いないだろうということで行ってみたのだが、雰囲気のある小川やクリークにはことごとくワイルドメダカが泳いでいた。 メダカを一通り取り終わった後に車を走らせていると、畑の脇にある切り株が目に飛び込んできた。 感じは良さそうであったが、材採集は基本的にやらないことにしているので、木の様子を観察しただけでその場を後にした。 昨年この付近でオオクワガタが採集されたと言う話を聞いたが、雰囲気を感じる雑木林は無かった。 |
| ●2004年6月27日(佐賀県) | 佐賀県産ヒラタクワガタ♂(60ミリ) |
| 先週予定していた宮崎での灯火採集が中止になり、今週はどこかへ行こうかと思っていた矢先に、ライフ氏から電話があった。 「hoshiさん、佐賀県の山沿いにある工場の灯火でオオクワが拾えるらしいですよ。時間があれば行って見ませんか?」 まさに渡りに船といったところだ。土曜日と言うこともあり、仕事を8時過ぎに切り上げ、一路集合場所に向かった。 現地に着いて「さあどこだ!」と街灯を探すが、何と工場が休みのため街灯が消されていた。平日のみ点けているらしい。 残念だが仕方がない。折角高速を飛ばして佐賀県まで来たので、近くの樹液ポイントを回ることにした。 |
| 夕方過ぎまで激しい雨が降っていたため、流石に他の採集者の姿は見当たらない。ただ採集者の数が少ないのは良いのだが、樹液が流されているためか虫の数も少ない。 いつも行くクヌギの大木を見るが、ヒラタが3頭とノコギリが1頭ついていた。 そして2箇所目に行ったクヌギの樹上6メートル付近にノコギリと思われるクワガタの姿を発見した。今日は私の7.2メートルの網が役立ちそうだ。 ライフ氏がライトを照らし、私が網を操作する。いつもと逆のパターンだ。 珍しく上手く網に納まった瞬間、大型のクワガタが横からスッと出てきて、網に当たって地面に落下した。 思わずライフ氏が「アッ!」と声を出し、すぐさま地面を探し始めた。どうやらオオクワの雰囲気を感じたようだ。程なく見つけたが、残念ながら大型(60ミリ)のヒラタであった。 今日は足場が悪く、採集意欲も減退したため、ここで採集を打ち切った。 |
| ●2004年7月3日(宮崎県) | この虫の名は? |
| 今日の月齢は最悪なのだが、日常生活でのストレスが頂点に達したこともあり、思い切って灯火採集に出かけてみることにした。 今回の目的地は宮崎県にある九州中央山地で、福岡からは約3時間の長い道のりである。 仕事を19時過ぎに切り上げ、一路目的地に向かったが、ポイントに到着した時には既に22時を回っていた。 早速辺りを見回るが、街灯に寄っている虫の数が極端に少ない。やはり満月の影響なのだろうか? はるばる遠方まで来たものの、コクワ2頭とノコ2頭、ヒラタの死骸1頭、ミヤマの死骸1頭を拾っただけに終わった。 |
| 帰りがけに熊本県のポイントに寄り樹液をチェックしたが、このポイントは相変わらず凄かった。太いクヌギがそこかしこにあり、樹液もだらだら、洞も沢山ある。 期待のもてるポイントだけに、近々来てみようと言う気持ちになった。 最後になるが、宮崎県の山間部の自動販売機に1匹のセミがとまっていた。羽と尾っぽを除いて体長約2センチ前後の小さなセミであったが、何という名前なのか分からなかった。 上の画像をご覧になって、もしお分かりの方がいらしたら、ご一報いただけると幸いである。 |
| ●2004年7月18日(宮崎県) |
| 今週末は月齢が良く、宮崎での灯火採集を予定していたのだが、諸事情により中止になってしまった。 あくまで個人的な感覚だが、西日本での灯火採集は東北地方と比べて早く終わってしまう気がする。 以前広島に住んでいた際、8月の終わりに自前灯火を張ったが、月齢はそれほど悪くなかったにもかかわらず、1頭のクワガタも飛来しなかった経験があり、同様の状況を宮崎でも経験している。 「ならばこの機会を逃すのはもったいない!」という、いつも通りの“もったいない病”が発症してしまい、家族を説得して日曜日の夜に宮崎まで街灯回りに出かけることにした。 |
| 3連休の2日目だが夜ということもあり、九州自動車道はガラガラであった。約3時間半でポイントに到着し、街灯を回るが最も期待していた街灯は羽蟻が大量に発生していて近寄れない。 仕方なく別の灯火を回るが予想外にクワガタの姿が少ない。 結局灯火ではヒラタ、ノコギリ、コ等の普通種を10数頭採集したにとどまった。 街灯周りの際、地元でよくクワガタ採集に来るという親子連れに出会い、この付近ではオオクワガタも結構来るという話を聞いた。 「今日もオオクワが採れましたよ」というので見せてもらうと、大型のノコギリクワガタの♀であった。 |
| 折角来たのだからと言うことで、そこから約50キロ離れたクヌギの御神木に行ってみることにした。 「さあ!」と意気込んでクヌギの木をライトで照らすと、雨が少ないせいか樹液はほとんど出ておらず、コクワガタの姿しか見えなかった。 諦めて帰ろうとした瞬間、ふと足元を見るとオオクワガタの♂の死骸が落ちていた。「まさか!!」と思い拾い上げてみたが、体長約60ミリ前後の大歯型のオオクワガタであった。 どうやら誰かが死骸を捨てたような雰囲気だが、私にはワイルドと累代物を見分ける眼力が無いため、実際にはどうなのかは分からない。近々「この虫の名は?」に画像を掲載するので是非ご覧いただきたい。 今回も街灯周りで同定の出来ないカミキリムシを拾った。 上の画像をご覧になって、もしお分かりの方がいらしたら、ご一報いただけると幸いである。 |
| ●2004年7月25日(宮崎県) | 3年程前にオオクワが採れた木(宮崎県) |
| この夏の目標の一つであった宮崎県の照葉樹林帯での灯火採集が実現の運びとなった。 日曜日の日帰り採集と言うハードな行程ではあったが、今回は鹿児島県の熱血採集人マッスル氏との採集であり、はやる気持ちを抑えて福岡を出発した。 昼前の出発となったため、待ち合わせ場所に着いたのは3時過ぎになった。「少し時間があるので樹液ポイントを回ろう」と言うことで、私がいつも回っているポイントをチェックしてみることにした。 今回は樹液もそこそこ出ており、チェックした洞の多くに比較的大型のヒラタクワガタが潜んでいた。 |
| 夕暮れも近づき、灯火を張る場所を探すことにしたが、なかなか「ここ!」と言う場所が見当たらない。 照葉樹林に囲まれた林道を何度か走り、幾つか候補の場所を決め、最終的に崖際のやや広くなったところに灯火を張ることに決定した。 今日は蒸し暑く月齢も悪くない。風も微風と言うことで期待をしたが、肝心のクワガタが飛んでこない。 クワガタだけではなく、蛾やその他の甲虫たちの寄りも悪いようだ。ここ最近ほとんど雨が降っていないせいであろうか、クワガタの飛来が僅か10頭前後という全くの期待はずれの結果に終わった。 灯火採集も奥が深い。期待した照葉樹林の原始林での灯火採集は、残念ながら空振りに終わった。 |
| ●2004年8月8日(宮崎県) | 林道に横たわるブナの大木 |
| 今日は九州中央山地にヒメオオのルッキングに出かけてきた。 「いつもお世話になっているクワガタ採集の達人の方に、どうしてもルッキングで採集したキュウシュウヒメオオをお渡ししたい」という思いがあったからだ。 福岡からキュウシュウヒメオオのポイントまで約3時間半で到着し、登山口に車を止めて山頂へ向かった。 木という木をくまなく見て回るがヒメオオの姿は無い。1時間ほど歩き回りへとへとに疲れてしまった。 途中から雲行きが悪くなり、大粒の雨が降って来た。おまけに雷鳴まで聞こえてきたため下山を急ぐことにしたが、途中で違う道に入ってしまったらしく、行けども行けども着く気配が無い。 |
| 日曜日の夕方に悪天候のブナの原始林を歩く人間は私以外にいないようだ。動物の鳴き声が不気味に聞こえ、とてつもなく寂しくなって来た。 1時間半ほどさまよった末、何とか登山口に着いた時には精も根も尽き果てていた。 やはりキュウシュウヒメオオのルッキングは厳しい… 残念ながら今回も鈴なりのキュウシュウヒメオオに出会うことは出来なかった。 |
| ●2004年8月13日(山形県) | のぶさんお勧めの灯火(山形県) |
| 今年もタカさんと恒例の東北採集に出かけてきた。 今回は8月12日〜14日までの3日間の予定であったが、虫友のmatsuda氏から「今回は爆採れするんじゃないですか?」などと言われ、行く前からすっかり期待モードに突入していた。 ところが予想外に気温が低く、初日は普通種すらほとんど採集できない状況で終わってしまった。 2日目は昨年知り合った“のぶさん”と一年ぶりに再会である。 この日も気温がかなり低く、普通種すら少ない。採集開始時には「今日は最低でも3頭くらいは採れるでしょう」と言っていたのぶさんも「こんなにクワガタが少ないのは初めてです」と困惑気味だ。 |
| この日は12時過ぎまで回ったところでギブアップとなり、ボウズに終わってしまった。 ただ車の中で“灯火採集の考え方”、“採集者が多い時の回り方”、“ピンセットやスポークの活用方法”など、のぶさんに大変多くのことを教えていただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来た。 結局翌日もオオクワを採集することが出来ず、今回の東北遠征は成果無しに終わってしまった。 私の“採れないオーラ”がこの夏大量に採集出来ていた山形のオオクワをも蹴散らした形になった。 とても残念な結果に終わってしまったが、一年ぶりにのぶさんとお会いすることが出来、楽しいひと時を過ごすことが出来た。大変お忙しい中お付き合いいただいた“のぶさん”には、心から感謝申し上げたい。 |
| ●2004年9月19日(長崎県壱岐) | 海岸近くで見かけたシジミチョウ |
| 仕事の関係で壱岐に行くことになった。 壱岐に行くのは恐らくこれが最初で最後になると思うが、仕事がメインであり採集をする時間があるかどうかは微妙であった。 一応念のためと言うことで、掻き出し棒と懐中電灯、ルアーケースだけはバックにしまって出かけることにした。 壱岐は小さな島だと聞いていたが、思ったより広かった。 壱岐の同僚に車で名所を案内してもらったが、時間にゆとりも無く、結局クワガタ採集をすることは出来なかった。 クワガタの代わりにウニ丼と壱岐牛、そして美味しい刺身をゲットした。はっきり言ってこれだけでも行った甲斐があったというものだ。 |
| ただそうは言っても虫の写真一つ撮らずに帰るのは悔しいので、海岸近くで見つけたシジミチョウの写真を撮影してみた。写りが悪くて恐縮だが、ご容赦いただきたい。 「壱岐には固有種もいるので、ひょっとして珍しいチョウ!?」などと言うことはまず無いだろう。 |
| ●2004年11月23日(福岡県福岡市) | 初冬に元気よく飛び回っていた蝶 |
| 社宅の駐車場から車を出そうとしたところ、何種類かの蝶が飛んでいるのが目に入った。 今日は昼の気温が20度近くあり、この時期にしてはとても暖かい。まさに小春日和といった感じだ。 しばらくぼんやり眺めていると、シジミチョウと一緒に戯れていた蝶が、花に止まった。 蝶にはあまり明るくないので、近づいてよく見てみたが、やはり何と言う蝶か分からなかった。 成虫のまま越冬するのだろうが、羽はとても綺麗でクワガタで言えば新成虫と言った雰囲気だ。 |
| よく見かけるので珍しいものだとは思わないが、冬に向かって虫たちの気配をだんだん感じなくなる中で、とても軽やかに飛び回っている姿が印象的であった。 |