大切な仲間との採集(山梨)

初めて韮崎の地を訪れて以来、採集にのめり込んでしまったのであるが、その理由の一つに、気の合う採集仲間がいてくれたことが挙げられる。
 特に平成8年にニフティのFPETS(現在はFPETANYと改称)という会議室のオフ会で知り合った、タカ・matsuda両氏との出会いが、その後のオオクワ採集への“はまり”に拍車をかけた。 当時私の回りにいた人達は、大型個体を羽化させたいというブリード派が多く、採集自体が好きという人が少なかったのである。
 採集好きが集まれば採集に行くしかない。以後この二人と一緒に山梨に出かけることが多くなった。
 当時からmatsuda氏にはオオクワ採集実績があったが、私とタカ氏はまだまだといった状況で、とにかく“足で稼ぐ”ということが、採集の基本的パターンになった。
 オオクワ採集は甘くはない。韮崎には何度となく通ったが、3人とも無茶な採集はしなかったため、なかなかゲットすることが出来なかったが、当時は成果よりも採集に出かけること自体が楽しく、いま振返ってみても本当に良い思い出である。
 この二人との付き合いは、未だに当時と変わらぬ状態で続いている。気の合う採集仲間との関係は、いつまでも大切にしたい。


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